そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

ママタルトについて

推しの芸人というのは初めてだ。ママタルト、それは希望の船エスポワール。

 

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体重180kgの巨漢・大鶴肥満(おおつるひまん)(右)と、体重80kgの小デブ・檜原洋平(ひわらようへい)(左)によるコンビである。

 

ボケ担当の大鶴肥満は存在からして面白い。身長180cm、体重180kgのため、身体測定でチョンチョン(〃)と書くことができる。(水曜日のダウンタウンでは182cm、178kgと紹介されていたのでチョンチョンと書けない)

 

横だけでなく前後方向にも大きい。水曜日のダウンタウンのタッグ相撲最強コンビ決定戦ではレイザーラモンのHGとRGの2人を一人で跳ねのけ、その圧倒的な力強さを見せつけた。

 

しかし彼のすごいのが、動けるデブなのである。ママタルトは漫才内コントのスタイルが多く、大鶴肥満はその巨体をステージ上でコミカルに動かし笑いを誘う。

 

ネタの冒頭、大鶴肥満が信じられないほど軽やかな演技でバネの遊具を壊す。

 

そしてツッコミ担当の檜原洋平である。かつて霜降り明星アメトーークで絶賛したそのツッコミは優しさと力強さと分かりやすさを兼ね備えた最強のツッコミである。

 

 

「『4京っす』って言っちゃったんや。一本ぐらい電話くれよなあ」

「お前の世界すぎるって〜」

「なんで詰め替え用の洗剤をボトルに移し替える時に床にちょっと垂れた洗剤これから洗うバスタオルで拭くみたいにしてうどん食べなあかんねん」

 

一筋縄ではいかないセンスのあるツッコミを通りやすい声でバシッと決めるのが気持ちよくて、なんども再生してしまう。

 

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ここからは私の話。

 

ママタルトのことを知ったきっかけは真空ジェシカのラジオ父ちゃんである。たびたび発せられる「まーごめ」というワードはどうやらママタルトというコンビのもので、しかもすごい太っているらしい。その後、マヂカルクリエイターズを経て少しずつママタルトを認知し、「まードキュ」の有料配信を見て完全に心を奪われた。

 

↑冒頭15分だけ今でも見れます

 

大鶴肥満には本当に王になってほしい。夢にまで見たまーごめんドリームである。

 

その後、ラジオ母ちゃん(GERAというアプリで聴けるママタルトの番組)を1話から最新話まで全部聞き、今度は檜原洋平のことがどんどん気になりだすのであった。何て聞きやすい声なんだ。彼の優しい関西弁フィルタを通って発せられた言葉はたいへん心地よく、面白さが何倍にも増幅されているように思われる。ずっと聴いていたいと思わされる。

 

4月には単独ライブに行った。ネタ10本をノンストップで披露するそのストイックさ、舞台上の大鶴肥満の想像以上の大きさ、檜原洋平の心地よい声(これは想像通り)、なぜか物販で焼肉代を稼ぐZAZYと、感動ポイントの多いライブでたいへんよかった。

 

ツギクル芸人グランプリには2年連続で出ていたが、今度の年末には友人がみんなママタルトのことを知っているようになるぐらい、本当に売れると思っている。(いまは友人にたびたび布教しているがあまり知られていない🥺) はやく王になってくれ。

 

明日また単独ライブがある。まーごめ、ドンココ、ちょいさき。行きます。たのしみー!

 

↑配信チケットならまだ買えます。