そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

20231224 M-1グランプリ

私の1年は野球とM-1で構成されている。8月までは野球、9月からはずっとM-1のことを考えていた。いよいよ決勝だ。

 

令和ロマンがトップバッターになったとき、私は「これはこれであり!」と思った。

 

f:id:horicun:20231228131943j:image

妹とのLINE

 

メイプル超合金モグライダーなど、トップバッターが爪痕残しまくってその後テレビに引っ張りだこになるケースが多い。名前を呼ばれた時点で、令和ロマン、これで完全に売れた…!と思った。

 

ネタもめちゃくちゃ面白かった。正直、準々決勝・準決勝で披露した「猫の島」だと漫才コントでマユリカ真空ジェシカヤーレンズに埋もれちゃって厳しいかなぁと思っていた。しかし実際はしゃべくり漫才でしかも「あるあるシチュエーションの考察」という、万人受けと新しさの両方を兼ね備えた化け物みたいなネタだった。「校門が2つあるのでは」という考察でおぉ〜!と思ったら「でもやっぱ日体大だよな」と一瞬で切り捨てられ、ぐいぐい引っ張られて虜になっていった。

 

最終決戦ではトヨタと対比させる形で吉本を引き合いに出し、メタとまでは言わないがお笑い界に触れることで笑いを爆発させていた。去年のウエストランドが「佐久間さん」「R-1には夢がない」と言っていたように。M-1でメタに触れていいのは決勝だけなのかもしれない。予選で触れると「勝負をあきらめた」と思われる風潮がある。でもそんなラパルフェが好き。

 

ABCで2年連続準優勝で、今回も「ヤーレンズ、令和ロマン、ヤーレンズ、令和ロマン、ヤーレンズ、令和ロマン」と来てそれがよぎった。競馬でも万年2位みたいな馬いるよね。でも松ちゃんは令和ロマンを選んだ。あつい。。。

 

事前のYouTube動画も含めて誰よりもM-1を楽しんでいた令和ロマンが優勝してとてもハッピーな気持ちになった。

 

--

敗者復活ではママタルトがロコディを倒し盛り上がっていた。前日のM-1グランプリ(真空ジェシカ川北が主催のぷよぷよ配信)でも大鶴肥満と堂前が対決し大鶴肥満が勝利しており、まさか2日連続で勝つとは…!と驚いた。

 

f:id:horicun:20231228134910j:image

 

f:id:horicun:20231228134912j:image

 

お笑いナタリーさんの写真ありがたいねえ。

 

--

今年の予選含めたM-1の傾向(個人的な感覚)

 

コンプラを軸にしたネタは飽きられつつある

・不自然に伏線を張って一気に回収するネタも若干飽きられつつある

・パワーしゃべくりは引き続きつよい

・起承転結の転〜結で苦しみがち

 

来年も楽しみ!