そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

20220228 最終出勤日

転職するので今日が最終出勤日であった。在宅勤務で使っていたPCを返すために今日は出社した。いまはリモートワーク主体なので今日フロアには僕含め3人しかいなかった。なので別れを惜しむような寂しさはなく淡々と退社の手続きを進めるのであった。それでも最後にメールやチャットのソフトをアンインストールしたときは「これで本当に終わってしまう」とちょっと寂しくなった。しかし転職は自分で決めたことなのでこちらサイドが勝手に寂しくなるのは筋が違うような気もした。最後の最後に社員証を返し、いよいよ全ての会社の持ち物の返却が完了したので帰った。会社の敷地を歩いていると「ここ何百回も通ったな〜」と思ったが、だからといってそれ以上何もなかった。せっかくなので守衛さんにいつもの5倍ぐらいの音量で「ありがとうございました」と挨拶をして敷地から出た。(いつもの声が小さすぎるので5倍といっても普段の話し声ぐらいの音量である。) 帰って妻の作った料理を食べ、なぜだか定年退職をした人のような気持ちになった。しかし私はまだ29歳で次の会社も決まっているのでこれはありがたいことだと思った。将来、全部の仕事が終わった最後の日はとても空虚な気持ちになると思う。退職金の確認をしたが思ったより少なかったのでテンションが下がった。5年しか働いていないのでしょうがない。