そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

たあ坊の買い物ゲーム。

スマホの機種変更をするためにauショップに行った。現行機種を下取りに出すことで安くなる契約なので、最後の別れを惜しみつつ、店に向かうのであった。

 

出かけるついでに夕食の材料も買うことになっていた。今夜は鍋で、鍋の素はすでに買ってある。あとは鍋の素のパッケージに書かれた具材を買うだけだ。いつもなら具材の情報を写真に撮ってメモ代わりにするのだが、今日は先にauショップに寄って機種変更をしてから買い物をする手筈なのでそれができない。(写真を撮ったとしてもその機種をauショップで回収されてしまうので。)

 

なので、買うべき鍋の具材を覚えることにした。メモを取るのは負けだと思った。この状況、完全に「たあ坊の買い物ゲーム」である。正式名を「みんなのたあぼうのたのしいおかいもの」という。サンリオのPCゲーム「タイニーパークvol.3」に収録されたゲームだ。

 

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↑インターネットで調べてもほとんど出てこないが、辛うじて見つかった画像。左下のやつ。

 

ひゃ〜懐かしい〜。このゲームは、買い物で買うべき品物が最初に告知されて、それを記憶して買い物をして、最後に答え合わせをするというゲームだ。当時8才だった僕は4才の妹と毎日のようにサンリオのゲームをやっていた記憶がある。親が買ってくれた最初で最後のPCゲームだ。ほとんど妹のために親が買ったゲームのはずだが、サンリオのゲームは僕にとってもどれも面白かった。キティちゃんの塗り絵とか、バツ丸のチャリのゲームとか。

 

あれから20年経って、いま僕は鍋の具材を暗記して買い物に向かっている。まさに、たあ坊の買い物ゲームと同じ状況。果たして結果は...。しいたけと締めの麺を買い忘れたので大幅減点だった。

 

しかも、auショップに行ってみたらその場で現行機種の回収はされず、「期日までに返せば良い」とのことだった。まさかそんな展開になるとは思いもしなかったので具材の写真を撮っていかなかったので、結局暗記勝負を強いられた。新しい機種で商品を検索することもできるけど、フィルムを貼ったりケース取り付けたりしてから使いたいからなあ。ここはやはりサンリオのゲームで鍛えたスキルで戦う場面だったのだ。負けたけど。