そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

すいかとハンバーグ

お昼は千葉にある妻の実家に電車で行き、料理とお酒のおもてなしを受ける。美味しい。そういえばお義母さんからはずっとほりくんと呼ばれている。そういうものなのか。

 

夕方は渋谷WWWでラッキーオールドサンと台風クラブのライブ。やっぱりバンドはライブだなあと思う。

 

ライブ後は大学のときの塾バイトの人たちと久々に飲む。助動詞のべしの用法の覚え方で「すいかとめて」(推量、意思、可能、当然、命令、適当)があったとか、ベンゼン環上の位置関係で「オクト、メタ、パラ」があったとか、そういうどうでもいい話をした。

 

飲み会のときの、誰誰に彼女(彼氏)ができたという話にまるで興味がないので、記憶に残らず、後になって「前にも言ったじゃん」と怒られることがある。今日はすいかとめてとオクトメタパラの話だったので良かった。ずっとそんな話をしていたい。10億当てて南の島に暮らしたいとか、老後はハンバーグカレー屋さんをやりたいとか、そういう話をしたい。

 

家に帰り、今週のプリキュアの録画を妻と見る。(子供もいないのに、今年からプリキュアを見始めている。)今週は旅の途中に道草していたら悪いやつに襲われかけたけどプリキュアになって反撃するという話だった。何も成し遂げてないところが良かった。

 

カレーと整体とビール

夏休みになった。社会人の夏休みは短いがそれでも僕は10日ある。ははは。

 

せっかくなので夏休みの間だけでも日記を書きたい。今日はその1日目である。

 

昼はカレーを食べた。日吉のハイハウアーユー。

 

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マボロシモドキとパキスタンのあいがけ(ゆで卵乗せ) プラス コロナで1700円。かなりリッチなやつだ。でも夏なので許される。

 

そのあと整体の施術を受けた。人生で初めての整体である。なぜ整体かというと、このところ体調が悪いからである。そしてその原因は骨盤の歪みに違いないと思ったからである。(これは直感によるものだ。)

 

受付を済ませたあと、初めてなので問診票みたいなのを書かされたが、特定の部位が悪いわけではなく、ぼんやりと体調が良くないというだけなので何にも該当せず、悪い箇所に丸をつけなかった。健康なのに整体に来た変な人と思われたかも知れない。

 

担当してくれたのは柳原可奈子よりもちょっとつよそうな女性の先生で、背中を一通り押すと「ああこれは歪んでますね」と言われ、その後この歪みがいかに大変なことをもたらすかを3分ぐらいずっと話された。あまりにも流暢だったのでこれは毎回言っているに違いない。そう思いつつも「ええ?そうなんですか?」と、ついつい良いリアクションを心掛けてしまう。不必要なロールプレイだ。

 

でも施術後は体が軽くなった気がするし、体調も良くなった気がする。そのまま次の予約もしてしまった。次は7日後である。このペースで通い続けたらすぐに破産する。

 

そのあとは電車とバスで生田緑地まで行って次のデイリーの記事の撮影をした。何だかんだで着いた頃には17時だったが生田緑地には閉園の概念がなかったので良かった。撮影は順調に終わった。

 

そのあとは向ヶ丘遊園まで歩き、ムーンライトクラフトビアというクラフトビール屋さんに。

 

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休みの日はクラフトビールに行きがち。お金がなかなか貯まらないのはそのせいだと思う。今日はドンピシャに好きなビールには出会えなかったけど全体的に安くて美味しいお店だった。家で燻製ができたら最高だという話をした。

 

そのあと家に帰ってテレビで野球を観た。サヨナラ勝ちだったので気分が良い。

 

Amazonでドキュメンタルのシーズン2を観た。前に途中まで観ていたので今日は最後まで。最後の10分はお笑いを超えていた。芸人ってすごいなぁと思いつつ結局ゲラゲラ笑った。

 

おわり

 

はげましひろば

自分でもよくわからないのですが月に1回ほどデイリーポータルZというサイトで記事を書いていて、僕はほかのライターと比べて特に面白くもないし文才もないしカメラも下手なので完全に終わっていて、特に最近の3本ぐらいの記事はほんとうに無反応でつらいのですが、じゃあ書かなければいいじゃんという話なんですが、それはごもっともだと思いますが、この間のエイプリールフール記事もまさにそんな感じで「あー自分終わってるなー」という感じだったのですがデイリーポータルZの有料会員からなるはげましひろばの「記事を褒めるコーナー」でひとりの読者の方から初めてお褒め頂き、もう私はそれだけで十分うれしいです。ああ褒められたい褒められたい...。自己顕示欲というわけでもないのですが(いや、それもありますが)、ライターというものは批判的なコメントをされたり全く無反応だったりするととてもつらく、逆に褒められるとめちゃくちゃうれしいものなのだなぁと感じております(僕はべつに職業がライターというわけでもないのに生意気なことを言ってすみません)が、ハイエナズクラブ編集長の赤祖父さんがハイエナズクラブのラジオの最後で同じようなことを言っていたのを思い出しました。赤祖父さんは「〇〇が無い、やり直し」などのちょっとした心無いコメントさえも記事を書いた人をとても凹ませるみたいなことをおっしゃっていましたので(有料のラジオなのに引用してしまいすみませんしかも曖昧なままに)ああこれはメンタルの仕事だと思いますし僕はメンタルが弱いので多分向いて無いと思うのですがぼちぼち行こうかと思います。「ぼちぼち行こか」というのは堀家の家訓で父がいつも言っていて子供の僕は「いや常に全力を出すべきだろ」と思っていたのですがどうやらそういうことではなくて物事がうまくいかないときにメンタルを救う気の持ちようの話だと思うし、また、物事がうまく行き過ぎているときに調子に乗らないように自制する魔法だとも思います。ちなみに出典はなんかの絵本でCGで書かれたカバみたいな存在が何をやってもうまくいかないという本でなぜか寝る前にヘビロテされていた記憶があり著者はまどみちおだった気がするしそうでなかった気もする。このブログで主張したいことは特にないです。読みにくく書くのに憧れていたので読みにくく書いてみました。

強すぎる無変換ほか

雑談をいくつか。

 

僕のパソコンの無変換ボタンが強すぎる。記憶力が。ひらがなを全部カタカナに変換してくれる、まぁまぁな役割のボタン。中日に例えると2007年の平田選手。そんなに打たないがなんか持ってる。

 

で、僕の作業PCの無変換ボタンの記憶力が強すぎる。一度でも間違えて押そうものなら二度と忘れない。この間は「おせわになります」を変換する際にうっかり無変換ボタンに触れてしまい、「オセワニナリマス」。終わった。それからというもの、「おせわになります」と打ってスペースや変換ボタンを押しても「オセワニナリマス」にしかならなくなった。詰んだ。僕は毎回メールの冒頭でロボットになってしまう。自動配信メールのほうがまだ人情味がある。

 

仕方がないので、「おせわに」「なります」で区切って変換することに。これはなにかと面倒だ。そもそもなんなんだ、無変換ボタンの記憶が強すぎる現象は。ググっても出てこないし、別のパソコンでは再現しないので、僕のパソコンだけの症状なのか?設定が悪いのか変換プログラムのバグなのかも分からない。ああ Microsoft IME...。

 

変換辞書をリセットすればいいという説があります。でもそれはなんか負けた気がするのでしません。いままでの他の変換記憶も消えるし。オセワニナリマスだけをちゃんと自力で治したい。その方法は分からないですが。

 

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この間、街中で芸能人の広告を見つけてビンゴをするという記事を書いたのですが、びっくりするぐらい無反響で笑う。身内ネタ×自己満ネタ なので題材が良くなかったということだきっと...。あと文章力も...。

 

でもまあ友達と遊べて楽しかったからへーきへーき。もともとパズる記事でもないし。

 

といいつつ、次はもうちょっとウケるネタにしたいなあと思いました。無反響は寂しい。

 

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NTTコムラグビー部乱入のやつのジェネレーターを作った。

http://horicun.moo.jp/contents/rugby/

そこまで面白くないうえに、やってることは診断メーカーと一緒だと思う。でもたまに爆発的に面白い文章がジェネレートされる。

 

「例のプールに突然、帰宅部がわーっと入っていって、何もせずに帰るんです」

 

「いつどこで誰が何をしたゲーム」みたいなやつを思い出した。小4のときにクラスの担任の先生がクラス会でよくやっていた。「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」のそれぞれのカードをランダムに組み合わせると面白い文章ができるというやつ。大学生になってからそれがシュルレアリスムのやつだということを知った。科学と哲学という授業だった。楽単だと思って取ったがそうでもなかった。哲学のことは最後まで分からなかったが、偉人たちがあれこれ発見して科学を発展させていくのを学べて楽しかった。

 

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「思いついたがつぶやくほどでもない」をスマホのメモに溜めている。つぶやくことさえ躊躇するなんて、世知辛い世の中だと思う。でも本当は世の中のせいじゃなくて自分の器が小さいだけだと思う。

しかもまだ2個しか溜まっていない。

 

・NEXはハイスピードで駅を通過するとき、エヴァ使徒みたいな音を出す

エスポワールという名前のアパートをいろんなところで見かけるし、そのたびにカイジを思い出す。

 

エスポワールは集めればよかった。僕が集めものをするときの条件は2つだ

・月に1回ぐらいのペースで見つかる

・ひとつひとつに個体差がある

エスポワールあつめ、ちょうどいいな。でも人の家を集めるのは趣味が悪いと思うのでやらない。

 

こうしてみるとどちらも本当にしょうもないので、呟かなくて本当に良かったと思う。

年間ターャジス大賞2018~ベストターャジスト発表~

こんにちは。

ターャジス評論家の堀です。

ついにやってまいりました。ターャジス大賞2018。

2018年ベストターャジスト(最も素晴らしいターャジスの写真を撮った人のこと)の称号は誰の手に。。。

 

思えば今年はターャジスにとって受難の年でもありました。

そうです。両面スジャータの台頭です。

 

 

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こちらのDPZの記事でWebライターのほりさんがインタビューしているようにターャジスはいまや絶滅の危機に瀕しています。前から散々申し上げているとおり、右側にもスジャータと書かれたトラックは0点なのですが、今後はこのようなトラックが増えていき、その分ターャジスが減っていくようです。平成が終わるのが先か、ターャジスが絶滅するのが先か。ターャジス大賞2019は開催されるのか。興味深い今日この頃。それはさておきまいりましょうターャジス大賞2018、ノミネート作品の発表です。

 

(今回もTwitterで#ターャジスあつめ というタグつきで投稿された作品を見ていきます。あとは個人的にお寄せいただいた作品もあります。あと今回からはちゃんと撮影者のユーザ名をのせることにします。むしろなんで今までそうして来なかったのかというところですが、それは単純になんかいろいろ面倒だったからです。ごめんなさい。)

 

標識部門

秋田悦司さん(@E_Akita)

わかりますか。青色の右矢印。あの標識はどういう意味でしょうか。そうです。ターャジスの読む方向を表しています。ターャジスは左から右にそのまま読めばよいのです。「たーやじす」と発音します。こちらのDPZの記事 ではWebライターのほりさんが勝手にスジャータと読むように言っていますが、当協会(ターャジスを見守る会)としては到底受け入れることはできません。ターャジスはターャジスです。右から左に読むって、アラビア語じゃないんだから。قرأت من اليسار إلى اليمين。本作品は当協会に対する逆風を見事にはねのけるような、非常にメッセージ性の強い作品です。8点を差し上げたいと思います。

 

 

危険部門

さりー*ももさん(@kiss_by_grief)

危険と書かれています。ターャジスは危険でしょうか。これは非常にチャレンジングな問いです。そもそも私たちはターャジスのことをどこまで知っているのでしょうか。あのトラックをみて面白がっているだけなのでは。本当はあのトラックは危険なものを運んでいるのかもしれない。それなのに、撮る。そこにターャジスがある限り、我々は撮らねばならないのです。これは運命です。ターャジスの魅力に取りつかれた者たちに対する皮肉とも受け取れる「危険」という2文字。こちらもメッセージ性が強いです。8点になります。

 

温泉部門

miyaさん(@chibamiya38)

温泉街のウェルカムゲートが非常に好きです。(ウェルカムゲートというのは今私が勝手に名付けたものなので本当の名前があったらごめんなさい。) ウェルカムゲートの「ようこそ、○○温泉へ」「歓迎」という文字を見ると、「ああ私はいま歓迎されているんだな」とうれしく思います。人間って単純ですね。この作品はウェルカムゲートに加え、ターャジスまでもが我々を歓迎してくれているように感じます。ターャジスといえば、おもてなしの精神。もともとターャジスというのは、お釈迦様が修行でエグっていたときに乳がゆを提供した村娘の名前を右から左に読んだものなのです。人間の優しさ・温かさをひしひしと感じます。心がポカポカとする作品です。

 

 

両面部門

miyaさん(@chibamiya38)

構図がすでに美しいのですが、注目すべきは左側の建物のガラスに映る、鏡文字のターャジス。おわかりでしょうか。こちら、トラックの左側に書かれている「スジャータ」という0点の文字列をガラスに写し出すことで、鏡文字ではありますが左から右にターャジスと読むことができます。右側だけでなく左側も利用した作品。いままで誰も考え付かなかったような斬新なアイディアです。恐れ入りました。とんでもない作品があらわれたと思います。敬意をこめて8点を差し上げたいと思います。

 

 

大型トラック部門

miyaさん(@chibamiya38)

3作続けてのノミネートとなる、miyaさんの作品。お会いしたことはございませんが、いつもターャジスでお世話になっています。ありがとうございます。こちらは衝撃的な作品です。この配色、ターャジス・スジャータ以外の何物でもない。ところが、そこに書かれているのは「㈱送運ワカリホ」。ってお前誰やねん!!!!せめてスジャータであれ!!!!という謎の作品。面白いのでノミネートにはなりましたが、ターャジスではないので0点となります。当協会の力不足です。申し訳ございません。こちらのトラックですが、配色があまりにも似ているので、いろいろ想像が膨らみます。

①ターャジスのトラックを再利用して作られた説

②運転手がターャジスト(ターャジスを愛する人)説

まず①について。黄緑色とベージュ色の境目がまっすぐですね。本家のターャジスは境目が窓枠と並行で右下がりとなっているため、①の説は違うと思われます。

次に②について。これはもう運転手に聞くしかないので判断しかねます。ただ、Googleで検索して分かったことは、ホリカワ運送は愛知県弥富市で引越し・運送業を行っているということ。ターャジスは名古屋市に本社があることから、なんらかのつながりはありそうです。

 

 

 

タワー部門

miyaさん(@chibamiya38)

またしてもmiyaさん。本当にすごいですね。会ったことないですが今度名古屋で飲みましょう。こちらの作品ですが、おそらくテレビ塔ですね。名古屋の中心街にあります。とにかく構図が素晴らしい。年賀状に使いたいぐらいの美しさ。ピントの関係からか、ターャジスにミニチュア感があります。名古屋をひた走るかわいらしいターャジス。8点になります。

 

 

パステル部門

aldilaさん(@aldila9612)

全体的にパステル調にまとめられています。マルナカのピンク色、薄い水色、そして、黄緑色。この黄緑色はターャジスの黄緑色とほとんど同じ色です。写真全体で統一感があります。そして見逃せないのがマルナカの2マス左の部分。落書きを消した跡なのか、ビニールの素材が破れたのか、判別はつきませんが、写真全体の統一感にスパイスを加えています。そして写真左下。台車のようなものが写っていますが、これはターャジスのものなのか、マルナカのものなのか。常に結論を出さず、読み手に解釈をゆだねる作品。我々は常に答えを求めすぎる傾向にありようです。気を付けようと思いました。8点になります。

 

 

 

羽部門

イカれボーズ屋さん(@sugenity)

非常にシンプルで力強い作品。一見普通のターャジスですが、(普通でも全然ありがたいのですが…。) トラックの荷台部分の右端に台形の白い羽がついていますね。なんでしょうこの羽は。いままで見たことがないです。同様のターャジスがいままでにあったのか、見落としていただけなのか、急に気になったので、このブログで過去に紹介した全作品を調べてみたところ、なんと1件もありませんでした。間違いなく新種のターャジスです。学術的に価値のある作品。8点になります。

それはさておき、「この白い羽はなんなんだ」ということで一通りググったのですが、なにも出ませんでした。何かご存知の方はご一報ください。8点差し上げます。

 

 

アイスボーイ部門

Lonow さん(@lonow_net)

出ましたね。アイスボーイターャジス。正式にはスジャータ坊やというそうです。ターャジスなのにね。全国700台のトラックの内、アイスボーイの描かれたトラックは5台しかないそうです。しかもその中には両面スジャータも含まれることも確認済みです。したがって、アイスボーイターャジスはかなりレアです。8点差し上げます。

 

 

3大トラック部門

トミタさん(@c9toMIT)

 クロネコヤマト、ターャジス、郵便局。日本を代表する3大トラックのコラボですね。美しい。自然に囲まれているところもGood。8点になります。

 

 

 

躍動部門

LEONさん(@doumoLEON)

日本を代表する4大トラックのうちのひとつ、佐川急便とのコラボ。ターャジスの運転手付きなのが良いですね。実は元のツイートでは4連作になっていて、徐々にターャジスが表れるさまを表現しています。

 

 

 4枚の写真を通じてターャジスの躍動感を感じることができる作品。8点となります。

 

 

花部門

余っちゃんさん(@yocchan1207)

花が生えてますね。しかも、咲き誇っています。幸せを運ぶターャジス。見ているだけで運気が上がりそうです。8点となります。

 

 

イルミ部門

社長秘書さん

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ギラギラしていますね。街はクリスマス。街中がイルミネーションに浮かれる中、ターャジスもなんだか浮かれています。これは都会のターャジスであり、リア充のターャジスであります。堅実な姿を見せることが多いターャジスの意外な一面です。8点になります。おめでとうございます。

 

 

教会部門

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ターャジスの奥には教会が見えます。先ほど申し上げた通り、ターャジスというのは仏教由来の言葉ですが、いまとなっては宗教の壁をも超越する存在です。ありがたい。ありがたい。8点を差し上げます。

 

 

さて、出そろいました。この中から、年間大賞を決めます。私の独断と偏見です。正直、すべてが素晴らしい。今年は特にハイレベル作品が出そろいました。でも決めなければなりません。流行語大賞があり、M1グランプリがあり、今年の漢字があるように、今年のベストターャジストを決めなければなりません。順位をつけるのはとても苦しい作業です。でも、恨みっこなしです。インスタで批判しないでください。

 

 

決めます。

 

 

 

 

 

2018年、栄えあるベストターャジストは・・・

 

 

 

 

 

 

 

どこどこどこどこ...(ドラムロール)

 

 

 

 

 

 

どこどこどこどこ...

 

 

 

 

 

デーーーーーン(ドラ)

 

 

 

 

両面部門ノミネート作品、miyaさん

 

 

 

おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!

正直ほんとうにびっくりしました。我々は右側のターャジスばかりを追い求めていました。まさか左側のスジャータをこのような形で使うことができるとは。ターャジス界の歴史に名を刻む、偉大な作品に違いありません。よって、miyaさんを2018年のベストターャジストに選定したいと思います。おめでとうございます。お会いしたことはないですがいつか飲みましょう。

 

 

おわりに

2018年もたくさんのターャジスに出会えました。そして、ノミネート作品をご覧になるとお分かりいただけるように、本当にレベルが高くなっています。皆さんもはや普通のターャジスじゃ満足できなくなっていませんか?私はやばいです。が、しかし!本来あらゆるターャジスは平等に美しく、価値があるものです。コンテストで良し悪しを評するのはある意味ナンセンスなのかもしれません。それでもこのコンテストによってターャジス界が発展してくれるのであれば、それはそれで意味のあることだと思っています。

 

2019年も皆さまが多くのターャジスに出会えることを願って、締めくくりとさせていただきたく思います。どうか両面スジャータに負けないで…。

 

 

 

プロ野球というプロジェクト。

野球が好きだ。野球が好きすぎて本質を見失いそうになるが、野球とはチームスポーツであり、多くの場合、それはプロジェクトだ。

 

PMBOK(第5版)におけるプロジェクトの定義では、「プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務」となってる。

 

プロジェクトは何らかを創造する。野球の場合、情熱や感動を創造する。(私が観に行くと失望を創造することも多いが)。また、優勝という名誉を創造することもある。

 

また、プロジェクトには始まりがあり、終わりがある。高校野球六大学野球プロ野球も、始まりがあって終わりがある。一つ一つがプロジェクトだ。中でもプロ野球は、世間が注目する、1年がかりの大プロジェクトである。

 

今日は、プロ野球をプロジェクトという観点で観ると面白いのではという話である。

 

プロ野球には12球団ある。つまり、12のプロジェクトがある。各球団にはファンがいる。ファンは自分の応援するプロジェクトのなりゆきを見守り、ネットや居酒屋であれこれ議論する。

 

1年がかりのプロジェクトの始まりは、秋である。ドラフト会議だ。よい人員を獲得することがプロジェクトの成功につながる。その次に、キャンプがある。プロジェクトというのは何よりも仕込みが大事だ。そして、開幕。143試合、プロジェクトの成功/失敗は143試合の結果を持って決定する。そしてまた秋を迎え、プロジェクトは終了する。

 

監督とはプロマネである。監督は元選手であることが多い。現場を知り尽くしたスペシャリストがプロマネをやるのは大切なことだ。ただしプロマネにはプロマネならではのノウハウも必要になる。名選手名監督にあらずとはよく言ったものである。

 

とまぁそんなことはどうでも良くて。

 

野球とは何だろう。スポーツとは何だろうと考えることがよくあって、なかなか難しいのです。木の棒で球を叩いてグラウンドを走り回ることに何の意味があるのか。球を蹴って網に入れることに何の意味があるのか。これを観たところで人間の暮らしが向上するわけではない。宇宙人が地球に来てスポーツを観たら、「訳のわからないことで熱狂してるなあ」と思うに違いない。よくよく考えるとこれはスポーツだけじゃなくて、あらゆる「ゲーム」に当てはまる。ゲームとは人間が勝手に考えたルールに従って勝ち負けを競うものだ。ゲーム自体は価値を生み出さないが、それに感情を揺さぶられる人がいて、娯楽としての価値を生み出す。娯楽とは、生きる上で必要のない価値である。スポーツがない世界でも人は生きていける(生物としての営みに支障はないという意味で)。アイドルのライブや映画鑑賞も娯楽である。

 

で、プロ野球。おじさんたちが真剣な顔をして球を木で叩いて走り回るゲームを1年のうちに143回繰り返すという謎プロジェクトを、ファンは固唾を呑んで見守る。どう考えても滑稽な光景なのだが、やっぱりやめられない。今年もCS進出が見え隠れする中で、私はずっとそわそわしている。

 

そしてプロジェクトの一部始終はマスコミによって報道されており、その情報をもとにファンは期待と失望を繰り返す。なんだこれは。こんなにもパブリックな謎プロジェクトが存在してよいのか。よい。

 

 

第4回ターャジス評論

 

みなさまごきげんよう。ターャジス評論家の堀です。2018年もあっという間に半分が過ぎました。平成最後の夏、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回はターャジス評論 2018年上半期スペシャルです。この半年間でツイッターに投稿された #ターャジスあつめ を評論していきます。

 

それじゃあ始まるよ〜!

 

(今回はめちゃくちゃダサい名前の賞と共にお伝えしていきます。受賞された方はぜひ履歴書にお書きください。)

 

未来感高めで賞

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手前の乗り物はなんですか。かっこよすぎますね。正直言ってターャジスよりかっこいいです。一方奥のターャジス。疾走感では負けていません。いまを駆け抜けるターャジスと、未来感のあるかっこいい乗り物のコラボ。いきなりポイント高めの8点です。「未来感高めで賞」の受賞おめでとうございます。

 

側面ボコボコで賞
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銀色の部分ボコボコですね。今まで見たターャジスで一番ボコボコ。このターャジスは雨の日も風の日もアラレの日も休まず走り続けたのですね。車体に刻まれるターャジスの苦労の証。トラック界の勲章ですね。「側面ボコボコで賞」おめでとうございます。8点差し上げます。

 

鳴かぬなら鳴くまで待つで賞
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「旨い馬なら」というあまりにも普通すぎるダジャレはさておき、ターャジス上部に張り付いたような「家康」の文字に注目です。こちらは東京でよく目撃される「くらいめ京東」ですが、もともとターャジスの発祥は愛知。そう、三河の国。そしてこの写真の家康。そういうことです。わかりますか?この言葉の意味が。家康が愛知で生まれ江戸に幕府を築いたのと同様、ターャジスも愛知で生まれトーキョーで天下を取っているのです。ハラキリ、フジヤマ、ターャジス!羽ばたけ日本のターャジス!!8点になります。受賞おめでとうございます。

 

インバウンドで賞
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羽ばたいてます。完全に羽ばたいてます。爆買い中国人の集う免税店の前に佇むターャジス。さすが、わかっていますね。いまやターャジスはグローバルスタンダード。今作品はその証左とも言えましょう。「インバウンドで賞」の受賞おめでとうございます。

 

撮り方かっこいいで賞
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撮り方が恐ろしくかっこいいですね。地面にしゃがんで撮られたのでしょうか。普通、ターャジスが停車しているのは細い路地や狭い駐車場であることが多いため、このように十分に構図を計算して撮ることは非常に難しいのですが、今作品は見事にそれを実現しています。それだけ、ターャジス自身が撮影者に心を許しているとも言えます。サッカーが上手くなるにはボールと友達になることから。良きターャジスト(ターャジスを撮る人のこと)になるにはターャジスと仲良くなることから。ターャジスとの友情が高く評価され受賞に至りました。おめでとうございます。こちら8点獲得です。

 

高架下かっこいいで賞
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高架下はすべてのものをワイルドに見せます。品行方正で名高いターャジスもかなりワイルドに見えます。あえて造作のない感じに撮影しているところも評価ポイントです。隙間から光が差し込んでいるところも神々しくてよいですね。一見なにも考えてないように見えて、実はかなり計算されているテクニカルな作品。8点です。

 

 

ガスト生えてるで賞
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ガストが生えてますね!!!どう見ても生えてます。ガストの看板とターャジスが平行になってます。遠近法のやつですね。分かります。それぞれの直線が1点で交わるやつ。こちらもかなりテクニカルな作品。8点です。おめでとうございます。

 

アルマーニで賞
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アルマーニとターャジス。語感の心地よさで言えばどちらも同じレベルです。声に出して読みたい言葉。ターャジスと、アルマーニ。今作品はそのようなメインテーマだけでなく、全体が緑を基調としていて落ち着いた雰囲気を醸し出しているというギミックも見られます。キャンパス全体の統一感が素晴らしい。こちら8点になります。受賞おめでとうございます。

 

ドライバー写ってるで賞
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ドライバーが写っています。ドライバーが、スマートフォンで、何かを調べています。ああ覗きたい。何を調べているんでしょうか。あの画面を覗きたいですね。ターャジスに関する貴重な情報がスマートフォンに映し出されていることでしょう。気になりますね。想像力を掻き立てる意欲作。ただしスジャータなので0点です。

 

アイスボーイターャジスで賞

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出ましたね。アイスボーイターャジス。実は私も過去に1度だけ見かけたことがあります。

 

 

 

ターャジスを集め始めて2年になりますが、アイスボーイターャジスはこれが2作品目です。かなりレアですね。受賞おめでとうございます。

 

 

 

 

ベストターャジスト発表!

さて、今回もかなり多くの力作が出揃いました。

栄誉あるベストターャジスト賞に輝くのは誰でしょうか?!

 

 

 

 

 

 

じゃかじゃかじゃかじゃか

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃかじゃかじゃかじゃか

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃーーーん!!!!

 

 

 

 

 

 

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エントリーNo. 1、未来感高めのターャジス!!!!

 

いやー素晴らしい。今回はかなりの接戦でしたが、こちらの作品はずば抜けて洗練された構図、色彩感覚、そしてスピード感。すべてが完璧です。時の流れを1枚の写真で表現するには実はかなり高度な技術が必要なのですが、こちらの作品はそれを自然にやってのけてます。ターャジス業界もついにここまで来たかと、嬉しくもあり、同時に恐ろしくもあります。それだけ高みに登って来たと言えましょう。

 

 

 

総評

ターャジス評論は今回が4回目となりますが、過去記事が2回ほどデイリーポータルZで紹介されたこともあり、少しずつエントリー数が増えてきたように感じます。そのことがターャジス界の全体レベルを底上げするかのように、今大会はかなりクオリティの高い作品が多く見受けられました。これからもターャジス業界発展のために皆様には引き続きTW活動(ターャジス・ウォッチング活動)を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

 

Q&Aコーナー

さて、皆さんお待ちかねのQ&Aコーナーがやって来ました。

 

Q、なんでいつも8点なの?

A、そのような意図はございません。当協会ではTSC(ターャジス・スタンダード・クライテリア)に則り、エントリーされた全ての作品をターャジスライセンス1級取得者が0〜10点で評価しています。

 

Q、点数を貯めると何があるの?

A、1000点でマスターターャジスト、3000点でプロフェッショナルターャジストの称号が得られます。

 

Q、 ターャジスって何?

A、 誰も知りません。

 

ターャジス評論では、みなさまからのターャジス写真を募集しております。

Twitterにて #ターャジスあつめ というタグと共にご投稿ください。

優秀な作品は当ブログで紹介させていただきます。

 

 

それでは、また半年後にお会いしましょう。さよなら。