妻が琥珀糖というお菓子を作っていた。
夏感がすごい。
途中の工程で、あらかじめ食紅を水に溶かしたうえで着色する必要があるらしいのだが、横着をして溶かしながら着色したところ、ダマになったらしい。その後挽回していた。
妻が「料理の失敗ってたいてい横着が原因だよねぇ」と言っていた。わかる。先人がたくさんの試行を経てたどり着いたレシピに沿って作ればほぼ確実に成功するのに、横着することで台無しになってしまう。
めんつゆの量を大さじで正確に測るのは面倒だし、30分煮込むのも面倒だ。そういう横着をするとどんどんコースを外れていき、最終的にぼんやりした味になる。せっかちだし面倒くさがりの僕は料理向いてないな。数時間煮込むカレーとか成功したことがない。
以前、面倒くささと抗い、ちゃんと計量して記録したことがある。
週末パキスタンカレー研究。サリサリとハイハウの中間ぐらいの味になった。かなりよい pic.twitter.com/t5SIlHov1l
— ほり (@horicun) 2020年5月31日
前回よりもスパイスを強くしたのと、スパイスのテンパリングと鶏肉の加熱を同じ鍋でやるようにしたのと、スパイスの分量を増やした。でもまだ改善の余地けっこうある pic.twitter.com/EJiC5D4uXq
— ほり (@horicun) 2020年5月31日
面倒なわりにうまみが少ないというか、完成形ではないのでこれをどう改善したらいいのかわからないのでつらい。料理研究家ってすごい。パラメータ多すぎじゃない?たぶん、料理のさしすせそみたいなセオリーがたくさんあって、ある程度絞れるんだろうなぁ。僕はさしすせそしか知らない。