そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

20210410 Zoom途中参加とタモリ倶楽部

Zoomでの集まりに途中参加するとき、既に話が盛り上がっていることがある。そうすると「入りました〜」と言うタイミングを失ってしまい、あいさつ無しのまま存在することになる。

 

この状況がとても苦手なのだ。思えばかつて立食パーティーで途中参加するときもそうだった。「その場に参加したことを承認するプロトコル」を経てからでないと、会話に参加しづらい。

 

しかしこれはあくまでも私個人の感想である。この状況を全然苦手としない人もいるようで、普通に羨ましい。(これは京都風の嫌味とかじゃなく純粋に羨ましいと思っています)

 

進行中の会話に、あいさつ無しの人が自然と参加する状況。これってタモリ倶楽部の冒頭シーンなのではないか。タモリの「毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部でございます。」(最近はコロナの影響で「流浪しない」など表現が変わる。)のあと、ゲスト1(お笑い芸人)が話題を始め、ゲスト2(モデルや女優)が自然と会話に参加し、さらにゲスト3(進行役)も参加する。こんなに自然な入り方があるのか!と毎回感心する。今の世に必要なのは、タモリ倶楽部フォーマットだ。

 

これを習得したいと日々思っているのだが、できない。なぜならあれは台本だから。台本に守られているから。こっちは進行中の話題に「いや〜それは僕も思いますね〜」と言いながら会話に参加したあと「あっ、ほりさん、こんにちは」という返答時に発生するほんの少しの照れ臭さと戦わなければならないのだ。この照れ臭さの正体は何だ。たぶん、会話に入るタイミングを見計らっているのが見透かされるという恥ずかしさなのではないか。メタな視点で心情を読まれている恥ずかしさ。タイミングを逃せば逃すほど恥ずかしさは増すのだ。あー。

 

Clubhouseもそういうきらいがあるから嫌いだ。