そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

振り返り〜文字化けとビッグブッダ〜

 

前回に続き、記事が公開されたら振り返るというやつをやる。

 

文字化けの記事を書いた。

 

dailyportalz.jp

 

最近、スケボーに乗ったり4DXをやったりと、アホっぽい記事が続いていたので、そろそろインテリっぽい記事を書いてバランスを取りたいと思っていたところだ。(それは必要のないバランスだ。)

 

文字化けはインターネットのおじさま方が大好きなネタなので、うまくいくとバズるかな〜と野暮な期待を抱きつつ、文理問わずあらゆる観点で文字化けをしゃぶり尽くしてみた。

 

まず、文字化けランキングである。これは誰もやったことのない画期的な発明である。と思ったら、記事公開後に似たことをやってる人を見つけてしまった。先行研究の調査が不十分だった。ぐぬぬ。でもランキング作成のプログラムはちゃんと自分で書いたのでほめてほしい。これくらいならちょちょっと書いて動くので、Pythonは便利だなぁ。

 

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高画質版のコード載せておきます。GitHubに公開するほどではないので、スクリーンショットで失礼します。

「まだAtom使ってるのかよ」「空白文字削除のところもっと簡単にできるだろ」などのツッコミが懸念されたが、いまのところ観測されていない。

 

そして文字化けの仕組みの解説である。文字化けの仕組みをみんなに分かりやすく伝えたいという強い思いがあったので、ここはすごく頑張ったところ。

 

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記事では省略したが、UTF-8ではバイト数が可変長なので、最初にバイト数の数だけ1を連続させるルールになっている。例えば、全角の日本語は3バイトなので、最初に1110を付けるということになる。このあたりはWikipediaが詳しい。

 

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Wikipediaより引用。文字コードは、符号理論がちゃんと活かされており、かつ、ちょっと頑張れば誰でも理解できるというちょうどいい話題である。

 

あとは、文字化けグッズ(キーホルダーやイヤリングやTシャツ)。これは知見が広まらない話題なので頑張りがいがない。でも見た目のインパクトが強いし、「愛でる感」が出るので大事なパートだ。暗闇で光るタイプは妻が作った。僕が作ったのは暗闇で光らないタイプのほうだ。

 

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妻の方が圧倒的に手先が器用なので出来がいい。これ、大量に作ってイベントで売りたいな。僕が作るとここまでクオリティ出ないけど。

 

そして西村さん登場。西村さん、こんな謎の企画に付き合ってくださって本当にありがたい。記事では文字の意味だけじゃなくて漢字を調べることの楽しさや可笑しさをたくさん伝えたかった。なぜなら、実際にとても楽しく、可笑しかったからだ。こんなにたくさんの辞典があるのに結局スマホで検索しちゃうところが可笑しかった。四角ごうまという索引方法は最後まで意味分からなかったし、西村さんもよくわからないと言っていて可笑しかった。あー幸せな時間だった。いつか家を買ったら何個か漢字辞典を置こう。

 

あとは書道。子供の頃に書道を習っておらず、学校でやらされただけだったので、こういう時に弱い。でも思ったよりは上手に書けた。最後に書道をした中3の当時よりうまくなってると思う。

 

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 こういう複雑な字って、書くだけで勝手にバランスが取れて誰でもそれなりにうまく書けるみたいなところある。

 

そういえば、文鎮のかわりに文鎮化したiPhoneを使うという小ボケ、ちゃんとブコメで拾われてた。渾身の小ボケなので拾ってもらえてありがたい。

 

さて、文字化けはこのへんで、ビッグブッダの話題を。

 

ビッグブッダはいまから5年ぐらい前にiPhoneアプリとしてリリースしたやつで、iPhoneアプリは維持費がかかるので、いまはブラウザゲーとしてリメイクしている。リメイク時にパラメータはいじっておらず、完全移植版である。(やっぱりちょっといじったかもしれない)

 

http://horicun.moo.jp/horigame/buddha/

 

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当時、クッキークリッカーというゲームがめちゃくちゃ流行っていた。ただ意味もなくクッキーを量産していくゲームである。クッキーを作ってたまったお金で設備を整え、さらに多くのクッキーを作る。設備の改良によって単位時間あたりに作れるクッキーの数 (Cps; Cookies per second) が指数関数的に増えるのが面白い。ビッグブッダの品種改良のパラメータで参考にした記憶がある。和同開珎の元ネタも、クッキークリッカーのゴールデンクッキーである。

 

で、なんでいまビッグブッダを持ち出したかというと、この疫病の蔓延する世の中、バーチャルに大仏を立てることで世に安寧をもたらしたいからだ。

 

 

 というツイートをしたら、アンサーがあって攻略記事作られた。ありがたい。

 

 

そしたらたくさんの人に遊んでもらえたようで何より。みんなでたくさん大仏たててコロナに勝とうね。聖武天皇も喜んでくれるはず。

 

そういえば、建つ大仏は3通りあって奈良の大仏、鎌倉の大仏、牛久の大仏となっています。今まで意識してなかった人は少なくともあと3回プレイしてください。そして、イラスト担当はいつもどおり妻です。絵がゆるい。

 

 

当時、ビッグブッダをはじめとするほりげーのキャラでTシャツ作って売ったりしてた。ブラウザに移植したゲームはこのうちミドリムシとビッグブッダしかない。時間があったら他のゲームも移植したい。