そんな気の子。

たけのこ、たけのこ。

20210623 ワクチン接種会場に集まる高齢者に関する一考察

近所に市のワクチン大規模接種会場があり、毎日大勢のおじいさんおばあさんが集まっている。会場での密を避けるため時間ぴったりに来るよう言われているにもかかわらず、早めに来るおじいさんおばあさんがとても多く、外に設けられた仮設ベンチはいつも満員だ。

 

ちょうどそこは私が自宅から駅まで向かうルート上にあるので、日々、ベンチでワクチンを待つおじいさんおばあさんを横目に見ながら駅に向かうのである。こんなにも大勢のおじいさんおばあさんが何かを待つ様子を観察することはないので新鮮だ。

 

なんせ接骨院に集まるのとはわけが違う。事前に予約した日時に集まるので顔馴染みの相手がいるわけではないし、そもそも会話は禁止されている。会話を制限されたおじいさんおばあさんはいったいどうやって時間をつぶすのか?気になりますね。ざっとみたところ、50%ぐらいが何もせずぼーっとしている。そして30%ぐらいがスマホを操作している。残りの20%が本を読んでいる。これが私の観察結果だ。

 

若者だったら80%ぐらいがスマホを操作しているであろう。それが30%なのを少ないとみるか、高齢者にしては多いとみるか。そもそもみんなもうスマホなのね。ガラケーはまだ一人も観測していない。意外だった。今の高齢者はスマホを使いこなしている。

 

でもこれ、スマホを使いこなせる高齢者しかワクチンをまだ予約できていない可能性がある。(あくまでも想像だが。) ITリテラシーが生命に直結する瞬間だ。ちょっとぞわっとする。

 

ちなみに競馬新聞を読み耽るご老人はまだ見かけてない。たぶんもう少し後。セミが鳴き出すころだ。