第1回 隠れキリシタン看板あつめ
街を散歩していたら、こんな看板を見つけました。
全然関係ないんですけど、これを思い出しました。
(http://d.hatena.ne.jp/okapia/touch/20090327/p1
より引用)
キリスト看板と呼ばれているらしいです。
田舎の誰も住んでなさそうな家の壁とかでよく見かけます。キリスト看板には一定数のファンがいて、ネットで検索すると色々出てきます。
あの珍スポトラベラーの金原みわさんも!
こっちはガチで集めまくっているサイト。
キリスト看板、あの独特の不気味感がよいですね。しかし、この記事の主役はキリスト看板ではなく、こっち。
一見するとキリスト看板のようにみえる、ただの普通の看板。これを隠れキリシタン看板と名付けることにしましょう。隠れキリシタン看板の定義は次の通り。
- 黒地に白と黄色の文字で書かれており、
- 本物のキリスト看板ではない
とても簡単ですね。では早速、集めた隠れキリシタンを見ていきましょう。
見えますね。見えます。そこにキリスト看板が見える。お餅屋さんなのに。手書きっぽい書体がいっそう良いですね。
こんな感じで続けていきます。黒地に白と黄色ならオッケー。話に付いてきてください。
本物よりもぞくぞくする看板ですね。日本刀を売買している。手書き(しかもうまい)であることと、縦書きであることがかなりグッときます。これはもうほとんどキリスト看板なのでは。永遠に見ていられるほどの良さがあります。
中華街にも隠れキリシタン看板が。漢字がよいですね。漢字は、良い。
やきとん・やきとりじゃなくて左側の縦長の看板です。 漢字は良いといった後でなんですが、アルファベットもいいですね。かっこいいので。隠れキリシタン看板がキリスト看板ぽくなるにはかっこよさが必要です。
こちらはフォントがあんまりかっこよくないですが、一応黒地に白と黄色なので隠れキリシタン看板です。しかし、かっこよさがないので感動が小さいです。
ヨドバシも素質はあります。神は見ています。値下げ交渉も、他店との相見積もりも。
これを黄色と見なすのは若干無理がありますが、隠れキリシタン看板の裾野を広げるため、ゆるく判定していきたいと思います。
新宿のアレです。みんながよく迷う場所。これも隠れキリシタン看板ですね。ほんとはずっと見ていたいんですが、ここは大体混雑しているので厳しいです。
文字で遊んじゃうパターン。キリスト看板っぽさがほとんどありません。決して文字で遊ばないように。
日本一多い隠れキリシタン看板。それはドトール。多すぎてあまりありがたみがないです。隠れキリシタン看板にはありがたみが必要。
以上を踏まえると、良い隠れキリシタン看板(=キリスト看板っぽい隠れキリシタン看板)には、かっこよさが必要で、そのかっこよさとは
- 書体がかっこいい (手書きだとかなり良い)
- 内容がかっこいい
- 漢字が多い(漢字はかっこいいので)
- 縦書き
これらの要素から構成されそうです。
以上を踏まえると、いまのところ最も優れた隠れキリシタン看板は
これですね。まるでマリア観音かのような擬態ぶり。これぐらいのレベルの隠れキリシタン看板を求めて、これからも隠れキリシタン看板あつめを行いたいと思います。
今回の看板は全て私の撮影ですが、より一層多くの隠れキリシタン看板に出会うためには皆様のご協力が欠かせません。Twitterにて #隠れキリシタン看板あつめ とハッシュタグをつけてご投稿ください。(#隠れキリシタンあつめではなく、#隠れキリシタン看板あつめです。隠れキリシタンを集めないようにご注意ください。また、ご投稿いただいた作品はブログで紹介させていただく場合がございます。ご了承ください)
キリスト教の看板っぽく見えちゃう看板、これから集めたい #隠れキリシタン看板あつめ pic.twitter.com/KjJ4mBGboj
— ほり (@horicun) 2017年3月9日
まずはどんなにレベルが低くてもいいので集めます。黒地に白文字 or 黄文字の看板ならどんなものでもイエスなので(?)、ご投稿ください。仏のような温かいこころでお待ちしております。
こんなクソみたいな隠れキリシタン看板でもオッケーです。もはや貼り紙ですがオッケーです。優しいので。
また、白と黄色が同時に両方使われてなくてもよいです。つまり、「黒地に白文字のみ」、「黒地に黄文字のみ」でもオッケーです。どんどんハードルを下げていきましょう。
それでは、第2回隠れキリシタン看板あつめでお会いしましょう。
(この記事は特定の宗教および団体を嘲笑したり貶めたりする意図はございません。ただ看板を集めたいだけです。)